2006年2月13日(月曜日)

The Naked eARTh Day

カテゴリー: - artNOMAD @ 06時06分57秒

4月15日に新宿Naked Loftで開くアースデイ・イベント「The Naked eARTh Day」の第一部「アースデイ・トーク(テーマ=環境と表現)」の司会を担当することにした。

サルトルが1960年代に『飢えた子供たちにとって文学は可能か?』と問題提起した。わたしをこの道に引きずり込んだ同郷の作家「大江健三郎」のエッセイで知った言葉だと思う。確か『厳粛な綱渡り』というエッセイ集だ。サルトルがこの問題についてどう答えたかもはっきり憶えてないし、わたしは20代後半にそれまでに購入した大江健三郎の著作全てを古本屋に売り払ってしまっているので、今それを確認することは出来ない。

ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンというものが、この時代に於いても大々的に行わなければならないほど、未だ文学は飢えた子供たちの腹を満たす事は出来ていないようだ。

わたしが絵を描くとき、芸術について考えるとき、そして生活の様々な場面でこの言葉は通底音のように、ヨーコ・オノの「地球の回る音を聞きなさい」という作品とともに流れ続けている。

アースデイ・アクションとして行われるこのトーク・イベントを『地球環境保護および世界平和構築にとって芸術は可能か?』という問題定義をおこない、ナナオサカキ他のアーティストたちに語り合ってもらおうと思っている。そのために、『厳粛な綱渡り』を再読するつもりだ。

わたしの、そして人類の綱渡りは、まだまだ終わりそうにない。


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