2005年7月21日(木曜日)

VOA

カテゴリー: - artNOMAD @ 01時01分13秒

VOA1971年にニクソンショックにより、米国の金本位制が崩壊して、世界経済は変動相場制に移行するのだが、この裏付けを持たない通貨制度は果たしてまともな経済を成立させることが出来るのかどうか──というよりもなにかそこには大嘘があるように思える。今の貨幣は本物の偽札なのではないだろうか?ただの紙切れならいくらでも増やすことが出来るではないか。そんなものに紙以上の価値があるとはどうしても思えないのだ。いくら国家間で口裏を合わせたとしても、この裏付けのないこの制度は永くは続かず、すぐに破綻してしまうだろう。では、どこで貨幣はその価値を獲得しているのか。ゲームのような為替市場だろうか?──素人考えだが、現在の通貨の実質は石油本位制なのだと思う。石油の消費量がその国の為替相場を決定していて、だからこそ先進国の石油依存体質は改善出来ないのだ。IMFやG8が世界経済を導いているように見えて、実はOPECに主導権があるのかもしれない。そんな、経済学者には一蹴されてしまうにちがいないことを考えながら、このVOAという絵を描いた。

*VOA(ボイス・オブ・アメリカ)はニクソンが全米に向けてニクソンショックの演説を行ったラジオ局の名前。


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