2005年7月27日(水曜日)

国境線

カテゴリー: - artNOMAD @ 13時59分26秒

わたしは米軍基地のある町に暮らすことが多い。現在も東京にある横田基地周辺の、いわゆる米軍ハウスで暮らしている。以前は横須賀に住んだこともある。なぜそんな居心地の悪い場所や家に住もうとするのか。絵を描く関係で、安くて広い家を借りたいということは理由としてあるが、そんなことは思いつき以上のものではない。もちろん、米軍の日本での活動を監視するつもりもなければ、脱走兵を匿うつもりもない。敗戦国としての日本の在り方を知りたいと思っているのか?ないがしろにされている太平洋戦争の総括をしたいと思っているのか?と、心に聞いてみたこともあるが、どうもそういうことではないらしい。
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2005年7月21日(木曜日)

VOA

カテゴリー: - artNOMAD @ 01時01分13秒

VOA1971年にニクソンショックにより、米国の金本位制が崩壊して、世界経済は変動相場制に移行するのだが、この裏付けを持たない通貨制度は果たしてまともな経済を成立させることが出来るのかどうか──というよりもなにかそこには大嘘があるように思える。今の貨幣は本物の偽札なのではないだろうか?ただの紙切れならいくらでも増やすことが出来るではないか。そんなものに紙以上の価値があるとはどうしても思えないのだ。いくら国家間で口裏を合わせたとしても、この裏付けのないこの制度は永くは続かず、すぐに破綻してしまうだろう。では、どこで貨幣はその価値を獲得しているのか。ゲームのような為替市場だろうか?──素人考えだが、現在の通貨の実質は石油本位制なのだと思う。石油の消費量がその国の為替相場を決定していて、だからこそ先進国の石油依存体質は改善出来ないのだ。IMFやG8が世界経済を導いているように見えて、実はOPECに主導権があるのかもしれない。そんな、経済学者には一蹴されてしまうにちがいないことを考えながら、このVOAという絵を描いた。

*VOA(ボイス・オブ・アメリカ)はニクソンが全米に向けてニクソンショックの演説を行ったラジオ局の名前。


2005年7月19日(火曜日)

Супрематизм

カテゴリー: - artNOMAD @ 17時56分30秒

Safe Sphereこの『Welcome To The Desert Of The Real』シリーズはロシア・アヴァンギャルドを代表する画家、カジミール・マレーヴィッチが提唱したシュプレマティスム(Супрематизм: 絶対主義)の手法を取り入れている。しかしそれはマレーヴィッチのシュプレマティスムのように純粋で絶対的なものを指向する作品ではない。

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2005年7月13日(水曜日)

Welcome To The Desert Of The Real

カテゴリー: - artNOMAD @ 15時17分54秒

スラヴォイ・ジジェクが9.11直後に発表した『Welcome To The Desert Of The Real』というエッセイがある。わたしはジャーナリズム的な作品は創らないが、日本を含めた先進諸国連合軍がアフガニスタン→イラクとヒステリックな破壊・殺戮行為を敢行し、あと30年はかかるだろうイラクの終戦/政情安定に向けた動きがはじまり、もはや9.11はジャーナリスティックでなくなったと感じ、このエッセイから得たインスピレーションを元に作品を創り始めた。大きいもので8号という小品の連作だ。油彩画を描く時、マチエール作りのために絵の具以外のものを使うことはなかったが、今回は砂をはじめとして、様々なメディアを使うことにした。虫ピン、草の種、アスファルト、ガラス、画材屋で売っている油彩画用の砂や石英、ホームセンターに置いてある建材用の川砂など。エジプトを旅した耳の不自由な女性からもらったアスワンの砂も使用している。アフガニスタンやイラクの砂を使ったら、果たしてどのような作品が出来るのだろう‥‥‥。

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2005年7月10日(日曜日)

グローバル・ヴィレッジ I

カテゴリー: - artNOMAD @ 23時11分19秒

グローバル・ヴィレッジ ─21世紀の生とメディアの転換─
マーシャル・マクルーハン/ブルース・R・パワーズ 浅見克彦訳

西洋は左脳的、東洋は右脳的だとMMは定義づける。
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